文房具の朝活、文具朝活会には、いろんな方がいろんな文具を持っていらっしゃいます。
以前、豆本のような小さなスケッチブック、ノートの類をどなたかがお持ちになったのを見て、「紙製品部長」(文具朝活会では、自分の得意分野で自由に「◯◯部長」を名乗っていいことになっており、その肩書を印刷した名刺をプレゼントしています。)の盛さんは閃きました。
例えばこんなのとか。
その後、盛さんはこうしたミニサイズストラップものを研究開始されたのです。部品とか、作りとか。
これはかなり手の込んだ作りの、プチアルバム。一辺3センチくらいでしょうか。中身もちゃんとナカバヤシのフエルアルバムのような密着シートで挟む仕様になっているんですよ。
どんな小さな写真入れるねん!って突っ込まれそうですが、そこはご愛嬌。
これは堂地堂さんの豆メモですね。ハンコのスカイツリーがかわいいです。
このあたりに刺激を受けつつ、クレアサイトの新作として作られたのがこれ!
果たして何か???
ひっくり返るほどニッチですが、「その気持ちわかる~!」な一品なのです。
開くと付箋がセットされています。どこかで見たサイズだなぁ、、、
これ実は、ガムをボトルで買った時に入っている、ガムを捨てる用の付箋なのです。以前から、「これあまり使わなくてもったいないなぁ。」と思っていた盛さんが、付箋としてマメに使い切れるように、ホルダーを作ろう!ということで、完成したのがこの「捨てま箋」であります。
裏側はこうなっています。小さいものですが、付箋が落ちないようにちゃんとハトメでゴムが付いています。これもですね、使っていくうちに付箋が減っていくのを考えて、「ゴムしかない」という結論になったため、ものすごい手間をかけてひとつずつ手作業で組み立てているのです。(というかすべての工程全部手作業ですし。)
盛さん、さては全く儲ける気がないですね?(笑)
しかもよく見てくださいこの表紙。
分かりますでしょうか。押し強めの活版印刷による、微妙な凹凸が。(^^ゞ
完全に、紙加工に魂を奪われた?男の、趣味の世界ですよね。こだわりハンパないです。
それでも、「まずは何でもやりたいようにやってみないと、何が飛び出すかわかんないから!」と盛さんは言います。確かに、朝活でこの「捨てま箋」について話してましたら、ノベルティ分野での応用編というか派生商品の話も出ましたもんね。(早速試作に取りかかってくださっているようです。)
いろいろ言うだけなら簡単ですが、実際に動く、作るのは大変なことです。
業界の大先輩の、心意気を感じましたです。m(_ _)m
(有)クレアサイト
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