日々、お世話になっているボールペン、何気なく使ってはいるけれど、あなたはキャップ派?それともノック派?
好みの世界ではあります。そんなの好みでいいのだけれど、どうして好みなのか、たまには考えてみてもいいのかなと思い、それぞれの利点を調べてみることにしました。
さて、わたくしはどちらかといえばノック派なのですが、それはもう単純に、「キャップを取るのが面倒である。」というそれだけの理由です。キャップ取ったら失くしてしまいそうだし。また、ノックの音が、手応えが、何か自分にスイッチを入れているようで気持ちいい、ということもちょっとあります。
しかし、逆にキャップ派からすれば、これまた当然ですが利点があるわけでして。
まず一番には芯の保護ですよね。また、万が一インクが漏れた場合も、キャップのおかげで汚れずに済みます。密封性もありますから、インクの乾き(インクの種類にもよりますが)にも対応している、ということになります。
この密封性の部分、ノック式のペンにとっては危うい部分ですね。高級モデルはペン先に弁がついていてノックを引っ込めると蓋されるものもありますが、一般的にはノック式の芯は、いつも空気にさらされている状態となります。
ですから、ノック用の芯にはペン先に工夫してあるものがあるようです。書いていないときはボールに小さな内蔵スプリングで前の方に圧力をかけ、インクが出にくくなっているみたいな。(日本の文具って本当にすごいですね。)ただ、その分書き心地が損なわれる可能性もありますね。(ボールで蓋をしているようなものですから、多少カリカリしちゃう?)
さて、自分のことを振り返ってみたいと思います。一番よく使うペンはと、、、
ぺんてるのエナージェルと、パイロットのフリクションかな。
あ!
このふたつの品番、キャップ式もノック式もリフィルが共通じゃん!
先ほど書いたことは何だったんだ、、、
どちらも共通のリフィルでいけるということは、インク漏れなども抑えつつ、書きやすさもちゃんとキープしているということか。
やはり日本の文具はすごい、、、
そうそう、先日パイロットの担当の方にお聞きしたのですが、システム手帳的なものに付いているペンホルダーに刺すとき、ノック式はいちいち抜き差ししないといけませんが、キャップ式はキャップだけそこに固定で装着しておいて、本体だけ抜いて書けばいいので、そういう面でのキャップ式のファンも多いんですよと。なるほどです。やはり自分と違うライフスタイルの方のことって、わからないものですね。
さぁ、あなたはどちらで?(・∀・)