ISOT2016のゼブラさんのブースの中で、あまり大きなスペースではありませんでしたが、サラサファンのわたくしは見逃しませんでした。
サラサの高級軸が出る!
サラサラ書ける、ゼブラの超定番ジェルボールペン、サラサ。
100円という低価格なのにハイパフォーマー、色数やボール径のラインナップが豊富で、多彩な表現が可能ということもあり、サラサファンは増加の一途をたどっています。
そんなサラサですが、なぜか高級軸が今まで出ていませんでした。わたくしもブツブツ言いながら待望しておりましたので、非常にうれしいですね。
ご覧のとおり、ピンク、ゴールド、ブラック、ネイビーの4色で、それぞれボール径0.4と0.5が出るとのこと。インク色は黒のみです。
価格は1,000円。(税抜)
非常に手頃です。金属の高級軸が出るなら、2,000円クラスかなと勝手に想像しておりましたので、意外ではありましたが、考えてみるとサラサファンのことを思った価格設定だなと納得しました。
つまり、サラサファンの多くは、一色だけ使うのではなく、複数色持っているとすると、サラサグランドはそれらのグレードアップ版として使われることがほとんどであろうと。
すなわち、複数本購入して、最初に入っている黒のリフィルはとりあえず抜いて、自分の好きなインク色、ボール径のリフィルを入れて使う用途が多くなるであろうということです。だから、この買いやすい1,000円というお値段はすごく魅力的なのであります。
元々の熱心なサラサファンはきっとそのように使うと思うのですが、新たなファン開拓という視点でも、1,000円という価格は戦略的です。
ペンメーカーさん各社で、実は激戦区の価格帯がこの1,000円のペン。いわゆるプチギフト用途のラインで、よく文具屋さんの店頭で、名前を無料で彫りますというキャンペーンをやっていますよね。
お店の中でも、よく目立つ場所に陳列され、実際によく売れるので、各社かなり力を入れた商品をぶっ込んでくるところです。
そしてこの「SARASA Grand」も1,000円。ゼブラさんもきっと気合いが入っているんだろうなと。
さて、実際に触らせていただきますよ。
詳細のデータが公開されていませんのでアレですが、100円のサラサクリップよりも、若干細く感じますね。シュッとしてる。
そして、ご覧になるとわかりますが、クリップの位置がかなり上、というか正確には「クリップの股の位置」がノックのすぐ下まできておりますので、クリップを使ってどこかに止める場合は、通常のサラサクリップと違う感じになります。
クリップは光沢のあるシルバー。
サラサクリップと同様にバインダークリップです。
しっかりと「SARASA」の刻印が入っています。
さすがに印刷より段違いの高級感が醸しだされますね。
重さはどうか?
24gと聞くと、軽いように感じますが、、、
通常のサラサクリップが11gですので、ずっしりとした手持ち感は申し分ないです。
バラせるところをバラしてみました。
クリップのある上軸は見るからに金属ですね。で、下軸も金属に塗装仕上げだそうです。
うれしいのは、リフィルが通常の80円のものが使えること。これなら、やりたい放題できます。
ピンク、ゴールド、ブラック、ネイビーという限られた軸色に、いろんな色のリフィルを入れるわけですから、「どの軸色にどの色のインクが入っているのがしっくりくるか?」みたいなことを、ファンはずーっと考えるんですよね。(笑)
0.4を入れてみたら、「ちょっとイメージ違うなぁ。0.5にするか。」とか、興味ない方からしたらどうでもいいことを追求しますから、リフィルは安価で躊躇なく試せるものがベストなのです。
そんなサラサグランド、もうひとつレポートしておきたいのが、ボディデザインの細かい部分。
実は、クリップの下の部分は素材が違います。ここは透明なプラスティック系の素材になっており、ジェルペンらしい表情豊かな瑞々しいデザインに仕上がっています。動きがあっていい感じですね。
さて、そんなこんなで勝手にレビューさせていただきましたが、やはりサラサファンとしては待望の商品ですのでうれしいですね。早く発売にならないかなとソワソワしますが、9月14日(水)だそうです。
楽しみに待ちましょう。(・∀・)
(10/18追記)
サラサの好敵手、ぺんてるさんのエナージェルにも金属軸が出ます。発売前にサラッとレビューさせていただきました。よろしければ合わせてご覧ください。
>>【ぺんてる/エナージェルフィログラフィ】待望の回転繰り出し式金属軸のエナージェルを発売前レビュー。
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