以前、文具の朝活で、こんな文具があったらいいなというのをみんなで出し合う回があったのですが、今、SXSWに行ってるらしいクリエイターの上野アキトさんが出してくれたアイデア、公開して本当にどこかのメーカーさんが作ってくれたら超うれしいとおっしゃるので、こちらにアップさせていただきますね。
「赤が消せるフィルター。切実に欲しいです。」
一枚しかない書類に、赤でマークやチェック、コメントを入れないといけないときがあります。そうすると、人に複製して渡したい時、こまるんですよね・・・。個人的感情のメモ書きとか・・・
たとえばその書類の下に赤いフィルターを引いてコピーすると、書類上の「赤」がコピー機に認識されないで出力できる・・・なんてことは出来ないでしょうか。モノクロ限定。これが会社のモノクロコピー機の横にぶら下がっているだけで、自分を呪いながらフォトショップを立ちあげなくて済む・・・
なるほど、とりあえず赤のシートですから、赤のメモは消えますので、どちらかというとコピー機の機能としてあったらいいなという感じでしょうか?でも、これをシートのほうで実現したいのが文具ファン。(笑)
とりあえず実現するまで、赤色のメモはフリクションにしてしのいでください!
「そろそろ出していただきたい。蛍光ペンばり、もしくはポスカやマッキー極太ばりの、フリクションペン。」
もっともっとおもいっきり書いて、消したい。消せるって知ってるから、思いっきり書きたい。ぶっといフリクションペンが欲しいです。フリクションペンは確か摩擦熱で消えるはずだから、いろいろ書いた後にアイロンでさっとこすりながら、「消すことで生まれるアート」も考えられそうだ。
これは、moss design unitからの提案でもあります。
そうですよね~。フリクション、インクだけで売ってくれればとか、シャチハタみたいなスタンプ台が出ないかな~とすんごい思うのですが、印鑑に使われて偽文書作成とか、悪用もいろいろ考えられてしまうので、そこはメーカーさんとして躊躇しているのでしょうね。まぁ、蛍光ペン(フリクションライト)はもう出ていますので、太いのは案外近い将来に出てくるかもしれませんね。
「紙ナプキンの書き心地が好きだ!なのでそんなメモ化ノート求む!」
紙ナプキンは物を書くために存在していない。だからこそなのだろうか?一番いい画も、いい言葉も、なぜか紙ナプキンに書いてしまうことが多い。どうしても同じように紙にかけなくて、そのまま紙ナプキンを見せてプレゼンしたことがあります。ざらざらとした、ペンの動きが持っていかれそうな感覚は、「気楽にやれば?」と言われているような気さえします。だからそんなメモ帳、ノートが欲しいと思いました。
書き心地を紙質で再現するのか、紙ナプキン自体を製本してしまうのか?でも、文具になった瞬間に、「紙ナプキン」の気楽さは無くなってしまうものなのかもしれないですね。
このシートを見た時にびっくりしました。実はちょっと似たようなことを考えていたのです。昔から、世の中を変えるようなアイデアは、カフェで駄弁っているときにポンと降りてくることが多くて、そのアイデアを書き留めるのは決まってそこにあった紙ナプキン。そんなエピソードが数多く存在します。もしかして、紙ナプキンってアイデアにとってラッキーアイテムなのかもしれない。
だったら逆に、紙ナプキンのようなメモ帳があったら、アイデアが出やすくなるんじゃないか?
もちろん、それは「ネタ」であり、本当にアイデアが湧き出すのかどうかわかりませんが、それで仕事が楽しくなるのならいいじゃん!というくらいの気持ちで、商品化できないものか、憧れのクリエイターユニット、ハイモジモジの松岡ご夫妻にご相談したりしていたのです。
結果としては、それだけだともうひとつ商品として弱いので、あとひとつくらい機能というか「使う理由」が欲しいよね、というところで止まっておりますが、紙ナプキンに注目していた人が他にもいたんだ~と、ちょっとうれしかったというか、おもしろかったです。
あの、紙ナプキンが入ってる、シルバーの容器ね。あれにメモ帳が入って机の上にあったら、なかなかの思考環境です。
うーん、妄想文具、限りなく楽しいですね。
そうそう、今週金曜日の文具朝活会は、久しぶりに妄想文具がテーマです。みんなで駄弁りましょ。
リーガルパッドみたいな紙ナプキンは売っているんですよねー。アメリカ人はやっぱこれですわな。
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