おかげさまでついに第9回となりました文具祭り、いつもの通りお台場の東京カルチャーカルチャーでスタートです!
ご存知ない方に説明させていただきますと、カルカルの場所は、お台場の観覧車の下、ZeppTokyoの2階なんですよー。(・∀・)
さて、B9(ちょっとカッコつけてみた)いきますか!
いつものように3人でスタートです。(左からつばめや高木、だいたひかるさん、テリー植田さん)ちなみにテリーさんは九州出張の最後に何かがお腹にあたってしまい、冷や汗を流しながらの登壇です。お疲れ様です。
本日の特別メニュー。
イベントにドリンク&おみやげを提供してくださっている「いいちこ」さんにちなんだ大分メニューと、だいたさんのオリジナルメニューが!
文具大好きないいちこの赤松重役の音頭で乾杯!いいちこの日田全麹が旨い!ごちそうさまです~。
さて、のども潤ったところで、本編に突入いたしますよ。
今回は、初の試みなのですが、会場でボールペンの名入れ実演ということで、三菱鉛筆の横山さんに機械を一式持ち込んでいただき、その場で好きなボールペンに名前を彫ってもらうという企画が実現。みんな大好きななめらかボールペン、ジェットストリーム4&1に無料で名入れをしてもらえることになりました。
だいたさんもテンション上がりまくりです。
ん、横山さんが手にしているチラシは何でしょう?
実は、発売になったばかりの「ジェットストリームスタイラス」です。ジェットストリームインク3色+スタイラス、、、無敵です。こちらもよろしくということで。
嵐の前の静けさ。彼はこの後、ひっきりなしで数十本、名前を彫り続けることになります。本当にお疲れ様でした!
続いては、キッチン文具研究会です。
はい、キッチン文具研究会って何かというと、文具祭りで知り合って電撃結婚をされただいたさん小泉さんご夫妻が、文具業界のために恩返しをしたい!ということから始まったプロジェクトです。
新婚で毎日お料理しているだいたさんが、「キッチンがもっと便利になる文具があったらいいな。」と思ったことから、まったく新しい分野、「キッチン文具」を開拓していくことになりました。その第一弾が、「レシピカードボックス」です。
思えば長い道のりでした。毎日打ち合わせできるわけではありませんのでね、なんだかんだと半年以上かかっています。
アイデアのカタマリ、だいたさんがいても、敏腕デザイナーの小泉さんがいても、やはりなーんも出て来ないときもあるんですよね。でも気分転換にみんなでかっぱ橋にキッチン道具を見に行ったり、時にはバカ話をしながら、前進してきました。そしてついに発売に。感無量であります。
というか、だいたさんや小泉さんの「ぶっ飛んだ」アイデアに、粘り強く対応してくださり、商品化までこぎつけてくださった、山櫻チームのみなさまに本当に感謝です。(左から遠藤さん、大場さん、高崎マネージャー)
当日のプレゼンスライドを掲載しておきます。よろしければご覧ください。
実はこの商品、作るよりも売るほうがもっともっと大変なのだと思います。だって今までなかったカテゴリーですから。
いつも通りの文具の棚に置いても、売れるかどうかわかりません。レシピカードですから、むしろ、キッチン用品の棚や、書店の料理本のコーナーにどんどん置いていただいて、料理好きの方に手に取っていただきたい商品です。
また、母から娘さんへのレシピのプレゼントということで、ブライダル業界などにもニーズを問うていきたいと考えています。正直、販路の開拓はこれから。せっかくおもしろい商品ができたわけですので、少しでも多くの方にご愛用いただきたいなと願うばかりです。(どなたか、マッチする販売先様がありましたらぜひご紹介ください!)
そうそう、早いもので、だいたさん小泉さんご夫妻、ご結婚一周年を迎えられました。オメデトウゴザイマス!
話を戻しますが、これがキッチン文具研究会の第一弾商品、山櫻さんのブランド、+lab(プラスラボ)とのコラボ、「わたしレシピ」であります!
日本料理が世界遺産に選ばれ、諸外国からも注目されている今、逆に日々の食卓では、日本食がどんどん姿を消しています。これヤバくないですか?このままだと「おふくろの味」、10年後にはなくなってしまうのでは?
メンバーに、そんな危機感があったんですよ。ですから、この「わたしレシピ」は、日本の家庭料理を救う!という大義、使命を背負って生まれました。大袈裟ですか?でも、自分の周りを見ても、お母さんの味を娘さん息子さんがちゃんと受け継いでいる現場って、マジで見たことないんです。ないでしょ?
オサレな料理研究家さんのレシピはどんどん出版されますが、家庭の料理は、下手したらお母さんの代で断絶してしまいます。だから、「わたしレシピ」に書いてもらいましょうよ、懐かしいあの味を教えてもらって書き残しましょうよ、ということなのです。もちろん、お母さんのレシピだけじゃなくて、あなたの得意料理、あの人が美味しい!と言ってくれた「とっておき」のレシピも、「とっておき」ましょう。
そんな商品です。あ、ぜひ文具ファンのみなさまには、「手書き」の醍醐味と、かわいく「わたしらしくデコる」楽しみを堪能していただきたいと思っています。ハガキサイズで、裏は真っ白ですから、作った料理の写真をプリントしてもいいですし、どなたかにレシピレターとして送っても楽しいと思います。
カスタマイズしやすいカードですので、これからみなさまがどんな使い方をされるのか、非常に楽しみです。
初版には、だいたさんの手書きカードがおまけで付いてます。ガチで新婚家庭で作られているものです。(笑)
文具祭り当日も、だいたさんのレシピから、10食限定の特別メニューで販売されました。(開演時にはすでに売り切れておりましたが)
さて、「わたしレシピ」の詳しい紹介は、また別の記事で書かせていただくとしまして、とにかくお披露目はできました。ホッと一息ですが、山櫻さんがこのプロジェクトに賭けてくださった商品です。売れるところまで見届けてナンボ。わからないことだらけですが、イベントなどを通じて、多くの方に知っていただけるようにがんばりたいと思います。
Broadcast live streaming video on Ustream
長くなってしまいましたが、第9回文具祭りのレポート、前編ここまで。続き(中編)はこちら。
m(_ _)m
写真提供:だみあん大島さん