ご存知の方はご存知かもしれませんが、わたくしの同い年の友人で、小野さんという人がいまして、自称工作師と名乗っています。
スピーカーから文房具まで、工作大好きなのですが、そのスキルや作品を、フェイスブックのノートにしか公開していなかったので、これはもったいないと思い、ブングスキーというみんなで記事を書くブログメディアにお誘いして、工作の記事を書いていただいています。今やメインコラムニストという感じで、PVも十数人いるコラムニストの中でトップであります。
彼の得意ワザは、「好きなペン軸に、好きなインクを入れて、悦に入る。」というもの。(・∀・)
例えばクロスのような高級軸に、フリクションのリフィルを入れるとか、そういう感じですね。一番笑ったのは、モンブランの細身のペン軸を、筆ペンにしてたときです。(;´Д`A
今回、彼のリフィル改造に立ち会う機会がありましたので、わたくしもやらせてもらいました。
基本的に太文字が好きで、インクがこれでもかと出てくるペンがお気に入りですので、「サラサの1.0の軸に、モンブランの茶色の万年筆インクを入れる。」という、インクドバドバセッティングにします。ひひひ。
※メーカーさんは推奨していませんので自己責任でやっております。
モンブランのトフィーブラウン。濃い目の茶色です。
小野さんは薄い明るめの茶色が好きだそうで、要らないそうなのでいただきやした。m(_ _)m
簡単に説明しますね。(詳しくは小野さんの記事でどうぞ)
まず、リフィルの中のインクを洗い出します。筒の部分とペン先の部品を外して、それぞれ洗います。
筒の部分は、綿棒で掻き出して、洗剤で油分もキレイにします。ペン先はティッシュなどをこよりにして、ぐりぐりします。
それでも、金属部分のインクまでは取り出せないので、ひたすら「書いて」インクをなくします。
きれいになったら、まずはペン先部品に注射器でインクを入れます。表面張力で盛り上がるところまで入れる!
そして筒を装着。
そこへまた注射器でするすると静かにインクを入れていきます。
インクの第一の蓋は、カスターオイル。
これも注射器で入れますよ。
そして、さらに第二の蓋、シェービングジェルを充填します。
インク→カスターオイル→シェービングジェルという三層になります。
さて、書いてみます。
1.0径のボールなので、インク出る出る。
万年筆インクですので、さらさらしてますし、余計に出てる感じですね~。
ほい!調子にのって、パイロットさんのジュースにも、モンブランのトフィーブラウンを入れてみました。
1.0だとあまりにもインクが出過ぎるので、0.7くらいがいいのかなと思ったり思わなかったり。
今回、ゼブラさんとパイロットさんのジェルペンのリフィルをいじくったのですが、パイロットさん(右)のほうが筒の経が大きい(壁が薄い)です。単純な思考ですと、その分インクがたくさん入っているのかな?と思ってしまいますが、実際はどうなんでしょうね。(違うメーカーさんでインクも違うから、なんとも言えないと思うけど。)
※こういった工作は、自己責任でお願いします。メーカーさんは当然、推奨されておりません。