【あの人のノート術】できる人はなぜ赤い線を引いているのか?

6:4ノート

あなたがこれまで会った人の中で、ノートの取り方で感心した方っていますか?

わたくしそんなに数は多くないのですが、やはりいらっしゃいますね。

例えばどんなノートか?

ある方がノートを広げると、左右が6:4くらいの割合になるよう、タテに赤で線が引いてありました。こんな感じ。

6:4ノート

見ると、左側に商談内容を書いています。

「すみません、右側は何を書かれるんですか?」

「ああ、右側は、左側の商談内容に対応するフォロー状況や、今後のアイデア、toDoなどを書くんですよ。詳しく読まないでくださいね。ほら、こんな感じです。」

過去のページを見せていただいたのですが、そこには、赤のペンでやるべきことや反省点、アイデアのメモなどがびっしり書かれていました。

「特に営業日誌なんかはつけていないんですが、これで完璧に足りますねー。情報が分散しないんで、私にはこれがいいんです。」

なるほど、感動です。
単なる時系列で打ち合わせの内容を書いていくと、前回の内容などがすぐに出てこなかったりしますが、この方法ならばそもそも前回の部分に全部集約されますので、案件がプロジェクトとしてまとまりますね。

その後、その方の仕事振りを拝見していましたら、確かに見事なものでした。
振り返りが早く、何か仕事上のやり忘れ、漏れもありません。右側に何も書いていない部分は目立ちますので、抜けがないんですね。

長引きそうな案件は、多めにスペースを取って、続く打ち合わせ内容を書き込むなど、カンの部分もありますが、使いこなしたら、やめられなくなったそうです。
確かに、シンプルで仕事をバッチリこなせるシステムかも知れません。

しかも、普通のノートに、線を引いただけ。
すべての人に当てはまるとは思いませんが、良い方法の一つだなと思います。

(追記)
フェイスブックでお友達にこんな本を教えていただきました。線を引くのは仕事術、勉強法の基本だそうですよ。早速買って読んでみたいと思います!

 

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