リフィルの容量について
少し前に、文房具好きのお仲間と、ペンメーカーの方とでお話していたときのことです。
「フリクションの多色ペンって、すぐにインクがなくなっちゃうよね~。」
「そうそう、リフィル常時携帯しないと恐怖。」
「わかるー。」
いつもの文具ファンの与太話ですが、そういえばそもそもインクってどれくらい入っているんだろう?ということになりまして。
みんなが自分の使っている多色ペンのリフィルを引っこ抜いて並べてみると、おもしろいことがわかりました。
上から、フリクション(水性)、ジェットストリーム(油性)、サラサ(ジェル・シャーボX)です。
こうして見る限り、リフィルの太さはフリクション>ジェットストリーム>サラサですね。遠近法を鑑みてもこの順番ですから、いかにフリクションの芯が太くて、ゼブラの4Cが細いかというのがわかります。
しかし、そのときメーカーの方が口を開いた。
「外から見るとそうなんですけど、実際は金属の芯は強度があり薄く作れるので、インクの容量としては多くなりますよ。」
金属製のリフィルをよく見てみよう。
なぬ!
早速、お尻から芯を眺めてみる。
すごい!
4C芯、ここまで薄いのか、、、断面の大きさは、フリクション>サラサ>ジェットストリームでしょうか。
リフィルの長さもまちまちですし、金属芯はどこまでインクが充填されているかも正確には把握できませんので、どの芯が多いとかは結局わかりませんが、目から鱗でした。
これは某有名焼き鳥屋さんにお聞きしましたが、生ビールのジョッキも、同じ「生中」でもお店によって劇的に容量が違うようですから、パッと見の印象だけで判断してはいけませんねー。
与太話ですみません。
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