【プラス/フィットカットカーブ】自閉症の天才切り絵作家・渡邊義紘さん愛用のハサミ!

渡邊義紘さんの恐竜の切り絵

渡邊義紘さんの恐竜の切り絵

うーん、素晴らしい切り絵作品ですね。力強くて、ひと目で引き込まれる魅力を持っています。

この切り絵が、下書き一切無しで、しかも300円のハサミでカットされているとしたら、いかがですか?
いやー、わたくしは信じられないです。すごすぎて意味がわかんない。

この作品は、熊本に住む自閉症の切り絵作家、渡邊義紘さんが作ったもので、実は使っているハサミはプラスさんのフィットカットカーブなのだそうです。

この「神業」、早送りで一気に切っている様子をとらえた映像がありますのでどうぞ。

ご存知かとは思いますが、アスペルガー・発達障害・自閉症と呼ばれる人々は、ある一部の能力が、健常者よりも飛び抜けて高いことがあります。

そしてその能力が、世界レベルである例も、枚挙に暇がありません。アインシュタイン、ゴッホ、山下清らなどですね。先日文化勲章を受賞された草間彌生さんも、統合失調症を持ちながら活躍されています。

そこで、アスペルガー・発達障害・自閉症という障害のある人々を、「既存の就職枠に当てはめよう」とするのではなく、彼らに「飛び抜けた能力を磨く・活かす環境」をプレゼントしていきたいというプロジェクトがスタートしています。

端的に言えば、現代に生きる「アインシュタインやゴッホの予備軍」が、世界で正当な評価を受ける環境づくりを応援するというもので、今回は渡邊さんの応援!というわけです。

クラウドファンディングで集められたお金は、熊本という大都市圏から離れた地域に住む渡邊さんが、各地で個展を開いたりイベントに出かける際の出張費などに使われます。彼を後押しして、世に出すための資金ですね。

>>自閉症の天才切り絵作家・渡邊義紘を世界へ!

(↑支援によって、実際に世界でひとつの作品をもらえてしまうというすごい内容。)

そして今日、一番申し上げたいことは、なんとその渡邊さんの個展が、ハサミを作ったプラスさんの赤坂ショールームで開催されるということです。11月7日(月)~18日(金)ですのでご興味ある方はぜひ。

>>PLUSさんの赤坂ショールームにて渡邊義紘さんの個展開催決定!

あ、もうひとつトピックがあります。その、渡邊さん愛用のフィットカットカーブの万能タイプが、2016年のグッドデザイン賞を受賞。
ベルヌーイカーブ刃と新理論「36mmワイドグリップ」のW設計で、紙にとどまらずCDや金属までも軽やかに切ってしまう機能とデザインが高く評価されたわけですね。おめでとうございます。

フィットカットカーブ-万能タイプ

プラスと渡邊さんとのコラボも、長く続くといいですねー。

これを機会に、文具のお仲間にも広く知っていただき、彼を世界に押し出したい!よろしければシェアをお願いします~。

 

by カエレバ

 

 

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