パームデザインの筆記補助具、ゼロスペックを見たときにまず思ったのが、「こどもに使わせてみたい」ということ。
この、鉛筆のキャップでありグリップであり、スタンドでもあるという筆記補助具は、デザイナーの藤田さんが自分のためにデザインしたものということで、こども向けではないのですが、世間一般的に鉛筆を一番使うのは小学生です。持ちやすい三角的な断面は、正しい鉛筆の持ち方に通じるところもあるので、小学生がこれを持ったらどういう印象を持つのか、興味があったのです。
チラシの裏、、、こどもの書き取りの定番ですね。(・∀・)
さて、今回、お盆で小学生の甥っ子に会うことができましたので、彼に使ってもらうことにしました。
あぁ、まだ手が小さいので、このもっこりする部分が手の中で逆に存在感が出すぎてしまうようです。サイズが合わないと、ちょっとゴワつきが気になる感じなのでしょう。
もっこりを上に出すと、特長であるホールド感が弱くなってしまいます。せっかくの機能がもったいない。やはり手が小さすぎるか。
「どう?使いにくいかな?」
「ちょっとまだ大きいけど、キャップ機能とかかっこいいし、グリップはしっかり持てていい感じだから、使ってみたい!」
おお、そうかそうか。ぜひ使ってくれい。(・∀・)
中学生になったらシャープペンシルを使うことが多くなるかも知れないけれど、ぜひ鉛筆も使い続けて、ゼロスペックを相棒にしていってもらいたいなと思います。
考える鉛筆
小日向 京 アスペクト 2012-03-23
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