11月も後半になり、本格的に来年の手帳を選ぶ時期になりました。あなたはどんな手帳に決めましたか?
え、まだ決めていない?それでしたら、ちょっとお聞きいただければ幸いです。わたくしの手帳のお話です。
2017年から手帳の常識が変わる。
実は、今使っている手帳は、9月からサービスを開始した、ネットde手帳工房のワタシメイド手帳というもの。
これは、簡単にいうとネット上で自由に手帳をデザインし、100%自分の希望通りの手帳を作ることができるサービス。まだ大きさこそA5のみですが、200ページを好きなようにフルカスタマイズできる、画期的な手帳なのです。
「そうは言っても、いくつかあるテンプレートの中から選ぶだけでしょ?」
いえいえ、そうじゃない。もちろんよく使われるパターンのテンプレートはたくさん掲載されています。でも、それを選ぶだけだったら、この手帳を使う意味はないかもしれません。
市販品の、近い内容のものを買った方が、安いし、手っ取り早いです。
手帳に対するストレス
しかし、どうですか?市販品の悪口を言うつもりはありませんが、使ってて何かしらのストレスを感じることって、ありませんか?
例えば、罫線の色がちょっと濃くて邪魔とか。一日の時間の刻み方がしっくりこないとか。。。
実は、細かく挙げればキリがないほどの違和感を感じながら、毎日手帳を使っているということはないでしょうか?
(「ある」という方だけ、次にお進みくださいw。)
わたくしの手帳ストレス
わたくしの場合は、主にふたつ。
手帳に書けることはなるたけ一冊にまとめたい、ということと、ノートのページは横罫でなく、方眼でもなく、ドット方眼がいいということ。
まず、一冊にまとめたい件。わたくしは基本的にウィークリーのレフト型を使っています。手帳の左側に週間の予定を記入する欄があり、右側はメモスペースというものです。
このメモスペースが実はストレスでして。日々のちょっとしたメモならばこれでいいのですが、ちょっとした会議に出たりして書くことが多い場合があり、収まらないのです。
ですので、左側に週間予定、その隣にメモ、そして一枚めくって次の見開きも、メモスペースの手帳が欲しかったのです。
これが今までなかった。それで、書ききれないメモを、他のノートに書いたりして、情報が散らかってしまうわけですね。超ストレス。
そしてそのメモスペースは、ドット方眼がいいと。
最近、愛好者も増えて、以前よりは多くなった気もしますが、依然としてドット方眼の手帳は少数派です。
つまり、世の中に売ってないものが欲しいわけですね。
不可能を可能にしたワタシメイド手帳
しかし、いくら欲しくても、自分のわがままを押し通した手帳なんて、どこのメーカーも作ってくれません。「作れますけど10,000冊からです。」と言われるのがオチでしょう。
その、不可能を可能にしたのが、ワタシメイド手帳というわけです。
これが、どのくらいの不可能具合だったかは、先日工場見学にお邪魔してよくわかったのですが、とんでもないレベルです。(それはまた別の記事で書きます。)
今どきの例えで言えば、陸王みたいなものです。役所さん並みの情熱と、知恵とチームワークがなければ、とうてい実現はできなかったでしょう。
そしてその結果サービススタートしたワタシメイド手帳、わたくしヴァージョンがついに届きました!
表紙は茶色のみです。なので、、、
自分で手帳カバーをつけます。これはアピカノートさんのフカフカしたウレタン素材のカバー。暫定ではありますが。
A5判は種類が豊富に出ていますので、自分の好きな手帳カバー(ノートカバー)を選ぶのも楽しみのひとつとなりますね。
「来年の手帳」という表現はなくなるかもしれない。
さて、中身です。
先に書きましたわたくしの「条件」を満たすと、こうなりました。
(ウェブ上でデザインし、レイアウト確認のために生成されるPDFのキャプチャーです。)
2017年の11月からスタート。
次のページはたっぷりドット方眼です。
そして2018年の9月の途中でおしまいです。
なぜか?
わたくしの手帳は、一週間につき4ページ使います。すると、200ページのワタシメイド手帳では、一年間には足りないのです。
しかしですよ、この手帳は何月からでも作れるわけで、10か月後に次のものを作ればいいわけで。
ですから、こうしたオンデマンドのカスタマイズ手帳が普通になれば、「来年の手帳」という表現はなくなるかもしれない。
数ページ、方眼も入れておきました。
あとは便利な路線図。
最後のページには落とした時の連絡先です。
以上、わたくしの手帳の中身ですが、こうして中身を見せられるのもおもしろいことですね。
手帳をフルカスタマイズする人が増えれば、こうした情報のシェアも当たり前になるのでしょう。
実物の中身です。余分なものなし。スッキリ。
ちなみに、ごちゃごちゃさせたい人はいくらでもごちゃごちゃできますし、自分でデザインしたPDFをアップしてページ原稿にすることもできますので、本当にフルカスタマイズなのです。
そういう意味では、小説を書いてデザインして、1冊だけ自費出版ということも、このサービスではできてしまいます。(オンデマンド出版のサービスはすでにたくさんありますが、これはページごとのデザインまで全部自分でできますので、システムによって制限されるところがないのです。)
見えにくいですが、空色のドット方眼です。
市販のインデックスシールを貼ったら、何と10か月にぴったりのサイズでした。
現在、おかげさまでストレスなしの手帳生活を謳歌しているところです。
先にも書きましたが、この手帳の(製造上の)本当のすごさは、追って書きたいと思います。
ひとまずピンときた方は、サイトをご覧になっては?(オンデマンドですが製作に時間がかかりますので、急いでる方は今すぐに!)
アピカ 2014-09-20
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