羽ペンというと、どんなイメージがありますか?
わたくしはベートーベンです。あの、怒り気味な顔で、筆ペンを持って楽譜に書きなぐっている、そんなイメージ。
ちょっとかっこいいなと思い、普段の仕事に使えないかと思ったのですが、あれは「つけペン」という種類で、いちいちインクを先端につけながら書くものだと知り、一度は諦めました。
が、ある日、画材屋さんでウチダ製図器さんが販売している、卓上の消しかすホウキを見つけたんですね。掃く部分が本物の羽根なわけです。で、取っ手の先っちょを切り落として、そこにパイロットのVコーンを突っ込んで、デスクワークに使っていました。
「何それ?」と聞かれるたびに、「羽根ペンです。」と答えて、ひとり悦に入っていたものです。若かったなぁ。
時は流れ、最近アスクルのアウトレットに、羽根ペンらしきものが出ていたので、反射的に購入してしまいました。それがこれです。
MONOPURIという、何にでも自由にプリントしてしまおう!というプロジェクトのひとつだそうです。
ブランドの中で、何組かのクリエイターさんがコラボするというカタチ。
そう、結構なお値段なのです。
文具というよりは、アートの領域なんですね。コスト関係なしのものづくりをしていらっしゃいます。羨ましい。
全長225mmです。羽根に、直にプリントしちゃうという手法。
どうやら使い捨てのようですが、芯の部分にまで商品名&コンセプトが入っています。ここまでなかなかできないと思います。
ただ、やはりアート寄りの「作品」でありまして、書き心地は二の次といった感じですね。
やっぱ、羽根ボールペンは、羽根箒にVコーンのほうが、ジュビジュビ書けて快適のようです。
(・∀・)
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