【コクヨ/リサーチラボノート】STAP細胞事件で話題になった研究ノートのちゃんとしたやつ

B5版リサーチラボノート

コクヨさんでノートといえば、国民的定番のキャンパスノートや文具ファンの心をわし掴みにしている測量野帳などがありますが、元々紙から始まった会社さんだけに、それはもうありとあらゆるノートや帳簿を出しています。

先日、あるアスクルのお客様の請求書を作っていたら、「リサーチラボノート」なるものを購入されていました。
初めて聞く言葉でしたので、気になって調べてみたら、、、STAP細胞のときに話題になった、研究ノートでした。しっかりしたルールを作っていれば、どんなノートでもいいのだろうとは思いますが、コクヨさんのこれは改ざんなどの不正をしにくくする工夫が施してあるノートです。

実はこのお客様も、大きなメーカーさんの研究所でしたので、ちゃんとこういうものを使われているんですね。

気になったので、名入れ商材としてのサンプルに、2冊取り寄せてみました。(表紙に名入れをすることにより、成果の帰属がその研究機関や組織にあることへの意識付けにも役立ちますので、オススメしてみようと思っています。)

B5版リサーチラボノート

いろいろ見ててわかったのが、研究ノートのメインの大きさは、どうやらA4だということ。

まぁ、基本的には持ち歩かないものですし、大きなほうがたくさん書けるので、そういうことなんでしょうね。

ただ、このシルバーのノートはB5。おなじみのサイズです。中身を見てみましょうか。

研究ノートの使い方

最初に厳しいルールが書いてあります。

研究ノートの目次

目次のページが続きます。

ん?

リサーチラボノートのとじ糸がレインボー

綴じ糸が赤いですね。(真ん中だけ)

綴じ糸がレインボーな研究ノート

後ろの方のページでは、黄色の色が顔をのぞかせていました。

要はレインボーの糸なんですね。不正を抑止するために、珍しい色の糸で綴じてあるというわけです。

研究ノートにはページが振ってある

目次があるということは、そう。ページ数が最初から振ってあります。

これも改ざんを抑止するための工夫ですね。

研究ノートのページの終わりにはサイン欄が。

各ページの下には、記入者と確認者のサイン欄があります。

徹底的に厳しいですね。落書きとかできない雰囲気です。

研究ノートエントリーモデル

そいでもって、このリサーチラボノートには、エントリーモデルという廉価版があります。これはA4です。(スタンダードモデルはけっこう高いんです。ハード表紙版もあったりして。)

研究ノートの廉価版

中身は基本的に同じなのですが、ページ数の印刷がなかったり、それなりにお金のかからない設計になっております。

製本も、糸かがりではなく、無線綴じです。

でも!

研究ノートの側面には改ざん抑止の印刷が

見てくださいこの側面!

これもページを抜いたらすぐにわかる、文字列がぎっしり印刷された改ざん抑止の工夫が。

リサーチラボノートエントリーモデル

これ、なかなかかっこいいですよね。(・∀・)

B4の角っこ

全国の「ノートの角っこファン」のみなさま、シルバーのB5版のほうは、こんな感じになっております。

A4の方眼ノートかぁ。まさに「頭のいい人が使うノート」ですよね。こどもに使わせてみようかしらん。

 

by カエレバ

 

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