【第108回文具朝活会/議事録】筆跡診断士、林香都恵先生の「一文字セラピー」が大好評なり。

一文字セラピーの文具セット

新年一回目の文具朝活会は、特別ゲストをお招きしましたよー。まさに新春にふさわしい方。

筆跡診断士の、林香都恵先生です。昨年、『一文字セラピー』という本を出版されたのですが、このときにこの本にぴったりの筆記具セットを作りたいとご相談いただき、ぷんぷく堂の櫻井さんをご紹介したご縁で、ミニワークショップを開催してくださることになりました。(櫻井さん、その節はお世話になりました。ありがとうございます。)いつも日本中を駆け回っているお忙しい先生ですので、こんなに朝早くのお出まし、本当にうれしいです。ありがとうございます。

一文字セラピーにたくさんのみなさんが!

さて、「一文字セラピー」とは何ぞや?という話ですが、これは今まで数千人の筆跡を見てこられた先生が、

うまくいっている人の文字の共通点、クセを分析してまとめた。その書き方でゆっくり大きく字を書いてみることで、心が整い、脳を刺激し、その結果行動が変わり、成果につながるというセラピー。

必ずしも上手な文字というのではなく、生き生きとした健康的な字を書くことで、自分の持っている力を発揮しやすくなる。これはぜひ体験したいですよね。

そう思った方がたくさんおられたようで、フェイスブックでイベントページをアップして告知したら、ほぼ1日で満員になってしまいました。すごい人気です!

林先生の一文字セラピー説明

でもって早速ワークショップの内容ですが、簡単な説明の後、いきなりワークに突入。

最初に「息」という字、次に「在」という字を書いていきます。最初に自分で自由に書き、その後先生にコツのワンポイントを教わってから書く。するとどうでしょう。おもしろいように字が見違えっていきます。

一文字セラピーワークショップの様子

この日、最後に書いたのが「景」という字。景という字は、太陽=日が地平線、水平線から昇っていき、それに照らし出される景色や様子、という成り立ちなのだそうです。ですから、未来への展望を夢見る字であり、「どうせ私には無理と思ってしまう日」に希望を持って書きましょうと教えていただきました。(一文字セラピーの本には、こうして「◯◯なときに書く字」ということで、30文字がセレクトされ、書き方のコツとともに掲載されています。)

一文字セラピーで「景」を習う

なるほど、こうして字の意味を思いながら、落ち着いて字を書くのって、本当に心が整う気がしますね。気持ちいいです。毎朝、仕事を始める前に一文字選んで書くとよさそう。企業研修でこれを導入して、毎朝実践している会社さんもあるそうですよ。

もうみなさん大満足で、ワーク終了時には先生にお持ちいただいたご本や筆記具セットがあっという間に完売でした。買えなかった方は、通販などで手に入れてくださいね。

一文字セラピーの林先生を囲んで

ご本を購入された方には、先生がその場でサインしてくださったのですが、それはそれは気持ちのいい字で。あ、この筆ペンは?

一文字セラピー林先生サイン中

おお、呉竹さんのですね。メタリックなインクがまたいいじゃないですか。

呉竹のメタリック筆ペン

ちなみにわたくしも以前書いていただきました。自分の名前って、本当に上手く書けないんですよね。これをお手本にちょっと練習してみたいと思います。

高木芳紀と書いていただいた

筆記具のセットはこれです。名付けて「心が整う文房具キット」。(限定300個。林先生のサイトから購入できます。)
6Bの鉛筆とキャップ(芯が柔らかいですのでね)、三角形状で握れるグリップ。それに柔らかいビニールの下敷きです。めちゃくちゃ柔らかいのですが、一文字セラピーでゆっくり大きく書くときには、これが最適。そして上質紙がセットされています。

一文字セラピーの文具セット

一文字セラピー林 香都恵 日本文芸社 2014-10-28
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受講された方の反応がものすごくいいので、今年は林先生も「もっとたくさんの方に直接体験してほしいです!」とおっしゃっています。もし研修やイベントなどで人が集まる機会があれば、積極的に出かけて行きたいそうですよ。ご興味ある方はよろしければ、匠佳堂さんのサイトから問い合わせてみてくださいね。

いやー、非常に有意義なワークショップでした。
一日一文字!
普段の字と別でも構いませんということなので、ぜひ続けていきたいと思います。

by カエレバ