はじめての地元密着型文具イベント、「あなたの知らない文具 vol.1@KaBoS宮前平店」無事に終了いたしました。
ご来店くださったお客様、参戦してくださったメーカーのみなさま、機会を与えてくださった勝木書店さま及びトーハンのみなさま、本当にありがとうございました!
今回は、(発表順)弱視の方に向けた白黒逆転の手帳を作っているアーチャレジーさん、ファイレットというアイデアファイルを作っているウキマさん、スライド手帳にはじまり飾り原稿用紙が好調のあたぼうさん、万年筆の相手(書かれる側=紙製品)を徹底的に追求している神戸派計画さんの4社が集まってくださいました。
「あなたの知らない文具」というタイトルだものですから、イベントの最中に何度も「(有名じゃないから)この文具、知らないでしょう?」ときみまろ師匠よろしく、失礼ないじりをしてしまいましたことをお詫び申し上げます。(・∀・)
もうみなさん、文具祭りをはじめいろんなところでプレゼンされているので、手慣れたもんです。すいすいと安定のプレゼンされますね。
4社さんのプレゼンが終わった後は、実際に製品に触れていただいて試し書きしていただいたり、お話したり。
ユーザーさんとのお話から、新しいアイデアが生まれることも多いのでしょうね。
さて、ちょっと振り返りというか反省点というか。
今回ははじめての開催でしたので、あまり細かいことは決めずに手探りで進行させていただきましたが、プレゼン後にお試し的なことをやるのであれば、ワークショップ的な「枠」をちゃんと作ったほうが、参加されているお客様は楽なのかなと思いました。
メーカーの方とざっくばらんにお話できるといっても、そこまで興味が深い方ばかりとは限りませんし、恥ずかしがり屋さんも多いわけで(自分もそうです)、ある程度「これやります!」と引っ張ったほうがいいのかもしれません。
そういう意味では、参加してくださるメーカーさんの商品をバランスよく使いながらのワークが好ましいわけで、その都度ワークの内容を練る必要がありますね。
今回でしたら、ファイレットの表紙を飾り原稿用紙や黒い紙で作ってみるとか、その時汚れた万年筆のペン先を神戸派計画さんのSUITOで掃除するとか。
また、ブクブク交換のようにユーザーさんが好きな文具をプレゼンするパターンもアリですね。(文具祭りそのままになっちゃいますが)お店にとっては、お客様に主役になってもらえるというのは間違いなく良いシチュエーションです。
うーん、今後も考えることいっぱいあるなぁ。
それから、集客も課題でしたね。基本的に「お店」でやるわけで、本質的には地元のお客様向けのイベントのはずです。今回は文具朝活会などのお仲間が遠方から参加してくださったりもしましたが、エリアのお客様にどう告知するかというのは、やはり永遠の課題であります。
わたくしたちも川崎のお客様にピンポイントでどうお知らせしていいのかわからず、集客のお手伝いが満足にできなかったことは、反省点であり、また練り直す必要があります。
ただ、ユーザーさんに直接アピールする機会というのは貴重であります。これは文具祭り同様、今回も非常に感じたところです。こういった小さなイベントって、メーカーさんが何度もお店に営業に行って担当の方に説明するより、直でユーザーさんに説明したほうがよほどインパクトありますし、すごくいいんじゃないかと。
また、今回はカフェの一番奥でやりましたのでイベントに申し込んでいないお客様は入りづらい感じでしたが、もっと売り場に近いところ、もしくは売り場の中で実演販売的に軽い感じでやるのもいいのではないか、とか。
そのあたりを突き詰めると、結局東急ハンズさんのモデルになるのかもしれませんが、大型店舗じゃなくても、もっとイベントをするべきだという思いは、また一歩強くなりましたね。
「うちでもやってよ!」とか、「お店じゃないんだけどワークショップを開催したい!」という方がいらっしゃいましたら、遠慮なくご相談ください。すべてのリクエストが実現するかはわかりませんが、前のめりにw検討させていただきます。
遠くからお越しいただいた小野さん、ちゃおさん、ありがとうございます~。m(_ _)m
あたぼうの佐川さん(←この人は写真撮ろうとするといつもこういう顔するんですw)と小野さん(お客さんなのに)と反省会。ありがとうございました。(小野さんは写真もありがとうございました!)