文具朝活会とは

文具朝活会の概要

毎週金曜日の朝(出勤前の時間帯)に開催している、文具がテーマの朝活です。
基本的に渋谷⇔東京駅という2週間サイクルで、西地区の方にも東地区の方にも参加していただけるようにしております。何かない限りは毎週、二人以上集まれば集って駄弁っています。(開催情報はこちらでどうぞ)

そう、文具について気楽におしゃべりするだけの会なのです。(しかもよく脱線してるし。)高度な文具の知識も、たくさんのコレクションも必要ありません。普通に文具が好きなだけ!という方から、かなりマニアックな文具ファン、さらには文具メーカーの社員さんまで、本当にいろんな方が参加してくださっています。

2014年2月14日の文具朝活会の様子

最近ですね、何がおもしろいかって、みなさんのお話をお聞きするのが一番おもしろいと思うんですよ。文具は好きですが、文具好きの人も好きなんでしょうね。普段人前で話すのが苦手な人でも、自分の好きなもののことを話すときは、実にいきいきと楽しそうにしゃべってくれます。おもしろいトークって、プロだけのものじゃないんですよね。ですから、どちらかというとたっぷり話せる少人数の回のほうが、盛り上がったりします。

何をしようが自由な会ですが、定期的に続けているのが、不要な文具のエコ交換会です。つまり、買ってはみたけれど、どうも合わなくて使わなかった文具や、もらったけど要らない文具などを持ち寄って、交換して帰るというものです。交換といっても、何も持って来なかった人も持って帰ってOK。また今度何か要らないものがあったらお持ちいただければよいというルールです。

たまに、メーカーの方から試供品のような形で製品をいただくこともあります。文具のブログを書いている人もいますし、何よりみなさんSNS大好きですから、もらったものは基本的にすぐに投稿&シェア。メーカーさんも、お金ばかりかかるマスなコマーシャルよりも、こうした小さくても濃いコミュニティのメディア価値の高さに気付かれたのでしょうか。おもしろい世の中になってきたと思います。

また、「こんな文具あったらいいな。」という感じで、突発的にものづくり会議が始まることもあります。妄想レベルのものも多いですが、中にはかなりいい感じの案になることもあり、メーカーの方がその場にいらしたら、うちで作ります!」ってなっちゃうのではないでしょうか?

みなさんにご紹介いただいた文具は、なるたけ漏らさないように写真に残しています。フェイスブックページのアルバムに掲載したりしていますが、もっと広く公開できるように、このブログでも、過去の写真をどんどんアップしていこうと思っています。
また、定点観察カメラのレコロ(キングジム:残念ながら製造中止に)などで動画の記録もちょくちょく行っています。こちらは文具というよりも、参加者のみなさんの表情などを残すことができればいいなと。

なぜ文具の朝活は始まったのか?

文具の朝活を始めた理由は、ものすごくシンプルです。

つばめやが2005年に小売り実店舗を畳んで、通販のみのサイバーな文房具店になってから、文房具に触れる機会が極端に減ってしまいました。
最初の数年はそれでもまぁ仕方ないと思っていましたが、次第に禁断症状が出てきたんですね。渋谷ですと、大きな文房具屋さんは東急に入っている伊東屋さん、ロフトさん、ハンズさん、そういった大店にちょこちょことお邪魔しては文具を見せていただく日々が続きます。(もちろん今でもよく伺いますがw)
行くたびに新しい発見はあるのですが、ひとりで見ててもどうにもつまらないわけです。

それと同時に、文房具店に勤めているのに、こんなに情報不足な状態はまずいという焦りも出てきました。もちろん、お客様とのリアルな接点もほとんどありません。通販とはいえ「お店」ですから、これでいいのか?という自問が続きます。そんなときに、ブクブク交換という本のイベントに出会ったのです。東京カルチャーカルチャーのイベントプロデューサー、テリー植田さんが考案した、本を介した交流会です。

これね、テリーさんもおっしゃってますが、みんな自分の好きな本のことを紹介しながら、実は自分のことを話しているんですね。つまり、その人の人となりも自然にわかってくるのです。これ、文具に置き換えてやっても楽しいんじゃないかとぼんやり考えました。

その頃、何冊か本を書かせていただいた時期で、「本のコミュニティ」というものに興味があったこともあり、何回か自分でもブクブク好感を主催したりしているうちに、それは確信に変わりました。「みんなきっと話したがっているんだ!」と。同時に、「文具も、自分に足りないところは詳しい人に教えてもらえばいいじゃん。」と二つの要素がストンと腹に落ちたのです。

その後、小川さんが主催していた本の朝活(通称エビカツ)に参加し、幹事にも立候補しました。幹事だったら毎回参加できるし、朝活の運営ノウハウも学べると思ったからです。エビカツは、それぞれオススメの本を持ってきて紹介しあうというシンプルな会です。ここで数ヶ月修行&準備(そんな大袈裟なものではありませんが)をさせていただきました。(現在エビカツは活動停止中)

そしてついに満を持して2012年の4月に始まったのが、文具朝活会というわけです。
名前などはどうしようかと思いつつ、調べてみたら「文房具朝食会」(通称:文朝)という老舗の朝活があったのですね。こちらはどうやら休日のブランチ的な開催であると。先駆者の大先輩方と被ってはいけませんから、うちは平日の朝、しかも不定期ではなく基本毎週金曜日というスタンスでやってみようと。名前も重ならないように同義異句ということで、「文具朝活会」となりました。

話すと少々長くなりますのでここでは割愛しますが、おもしろいご縁がありまして、文朝で代表をされている清水さんには、今では文具朝活会の「副部長」もしていただいてます。わたくしなんかと比べるとすごくお若いのですが、優秀で顔の広い方なので、いろいろと助けていただいております。m(_ _)m

最初の頃は「毎週やってたらいつネタが尽きるか?」とビクビクしながら続けておりましたが、どうしてどうしてネタは尽きるどころか増える一方。折からの「文房具ブームのようなもの」も手伝って、異業種からの参入、「ひとりメーカー」さんの大活躍など、文具の世界は広がり続けているように思います。

また、この会を通じてあらためて思い知らされた日本の文具のすごさ、これは世界にもっと知って欲しい「文化」ですね。世界を見渡してもここまで繊細な心配り、創意工夫のものづくりをしている国はないと思います。東京オリンピックも決まりましたし、これから2020年にかけては、日本の観光化と同時にこうした文化の発信も重要になってくるのではないでしょうか。

日本の優れた文具を、海外からの観光客向けの代表的なおみやげにしたい!

いつしかこんなことを考えるようになりました。

そこでわたくしに何ができるかといったら、正直なところ大したことはできませんが、コツコツと朝活&発信を続けることでまた新しいお仲間もでき、力を借りながらみんなで大きな夢に少しでも近づきたいなと考えています。

まずはわれわれ日本人がもっと文具に詳しくなって、「文具ファン」の裾野を広げること。それが「文具大国日本」への重要な礎になるのではないかと思っております。

というわけで、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

>>文具朝活会の開催情報はこちら

保存

保存