先日、モノマックスさんの別冊文具ムックの審査中に、初めて見る万年筆が何本もありまして、その中で気になったものを写真撮らせていただきました。
まず最初は、筆記具の伯爵、ファーバーカステルのエモーションシリーズから、「ピュアブラック」です。
ズシリと重いボディに、マットな漆黒のコーティング。何というのか知りませんが網目に刻まれた滑り止め模様もシンプルでカッコイイです。男の万年筆や。
小学生の頃、法隆寺の柱で習ったエンタシスを思い起こさせるふくよかなフォルムは、男性の永遠の憧れ、母性へとつながっているのかもしれません。思わずうっとりとなってしまいました。
その半面、真っ黒なその姿は、手榴弾のような武器を想像させるところもあり、持っているとまるで007のジェームズ・ボンドになったかのような気分にもなれますね。
黒色がより重く感じさせるので、重い万年筆ファンにはオススメです。
続いてもうひとつ。
同じくファーバーカステルのオンドロシリーズ、「ウッド」です。六角形の、やたら太い鉛筆といった木製のボディに、これまた重い重い金属のキャップ。
言わば両極端の組み合わせに、意表を突かれ、しばし見入ってしまいます。
六角形でしかも太いので、持ったらゴツゴツあたって痛いのかなと思って試し書きしてみると、角が程よく面取りされており、すんなりと握ることができました。さすがですね。
これも重い万年筆好きの方は気に入ると思います。キャップをおしりに装着すると、重心がちょっと後ろ寄りになりますので、そういうのが好きな方はぜひ。
そして、国産でまったく見たことのなかったのがこれ。(不勉強でスミマセン)
お分かりになりますでしょうか?このまばゆい金色。超明るい黄色系の金色で、人によっては安っぽく見えてしまうかもしれません。ディズニーランドのアトラクションで、金銀財宝が光っているところありますよね。あの金色!
それがオートさんの「マジェスティック」です。
でもってこの柄、、、
モンブランのスターウォーカーを思い起こさせますが、まぁ万年筆の伝統的な柄なんでしょうか。(初心者なのでよく知りません)
ボディ、キャップはアルミでできており、重みもそこそこ。そしてこれがなんと2,000円なんです。
パイロットさんの「カクノ」のヒットで、1,000円~3,000円くらいのモデルがまた脚光を浴びていますが、いかにも子ども向けっぽいデザインが抵抗あるなーという方は、こんなの使ってみてもいいかもしれません。好み分かれるところでしょうが、わたくしは好きですね。
万年筆がおもしろくなってきたぞー!(・∀・)
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