2015年のコクヨハクが開幕するその日の文具朝活会は、やはりテーマはコクヨでしょうということで、あなたに「欠かせないコクヨ」はなんですか?をお聞きしました。
まずは腹ごしらえ。普段朝ごはん食べない派なのですが、KITTE内、東京ロビーさんのモーニングセットのホットドッグはハマります。食べればわかる。元気があればなんでもできる!
トップバッターは今やナンバー1文具ブロガーの呼び声も高い、鈴木元貴さん。これは何かと申しますと、「プリットひっつき虫」と言いまして、ネリケシみたいなもの。画鋲の打てない壁にポスターなどを貼るときや、物撮りの際の対象物の固定などで大活躍します。わたくしもお世話になりまくりです。
紙の上に固定するときなど、くっついちゃうので、もう少しサラッとなる物撮りヴァージョンもあるといいですよね。
クレアサイトの盛さんがゴソゴソ取り出したのは、キャンパスノート型の付箋セット。公式に販売されているものです。
「でも、もったいないので使ってないんだけどね。」
それって欠かせないコクヨとちゃいますやーん!(笑)
文房具コンシェルジュ協会の田中さんは、、、「思えばいろいろコクヨは仕事で使ってますが、これもコクヨだったなと。」
そう、ジブン手帳ですね。(ほぼ同じ大きさに写ってしまってますが)田中さんは小さいほうで、寺西さんは通常サイズに革のカバーを自作したそうです。ジブン革カバー!
ジブン手帳の小さいほうのノートは方眼が3mm。細い字で書くのに、何で書けばいいのやら迷っていたのだそうです。
そこで、セーラー万年筆のシャレーナ。まぁとにかく細くて華奢で、上品でかわいい万年筆です。生産が終わっていて、もうなかなか手に入らないはずですよー。定価で売ってるの見つけたら、とにかくゲット!万年筆ファンの間では合言葉のようです。
元、大手DIYショップ系のお店で文具売り場を担当されていた落合さんのコクヨは、ノビータα。キャミアップといっしょに、名刺のクラウド化をされているそうです。
日本初のSR寺西さん、まずはド定番の領収証ですね。コクヨさんの商品って、もう標準的に扱われているものも多く、そのあたりさすがですよね~。
カドケシもたくさん。大学院でいっぱい勉強しているからかな?
あ、以前の文具祭りでもらった、なめらかプリットの形のミニ消しゴム。よく出来たノベルティですね。(・∀・)
ビートルチップも。これはコクヨデザインアワードからの製品化ですね。かっこいい。
最後にわたくし。ネオクリッツのミニ、橋本さんにもらった赤い野帳(動眼+ひげ足し)、それから両面テープというかテープのりというか、ラクハリ(動眼足し)ですね。これはサンプルでもらったものですが、その後ずーっとリフィルを買って使っています。コクヨさんの策略に簡単にハマっております。(笑)
実は、この日いらした半分くらいの方は、「よく考えてみたら、机の上で最近コクヨ製品使ってなかった!」という感じだったのです。でも、以前はどっぷりとコクヨ製品で仕事してたとか、会社の支給品はやはりコクヨが多いとか、コクヨさんの影響力は大きいですね。
「フラッとファイルの色が薄いのがあまり好きじゃなかった。」という意見もありましたね。確かに、オフィスであまり目立たないというか、なるたけ主張しない、当り障りのない感じの色の物も多いと思います。特に大量に使う消耗品になればなるほどそうかもしれません。でも、逆にそれこそが日本のオフィスの「色」を作ってきたのは事実で、良くも悪くも「日本の事務所=コクヨカラー」なんですよね。
他のメーカーの方も言ってましたが、「コクヨさんあたりになると、相手方の団体なりにスポンサーとして入っているから、動きがわれわれとは全然違ってくる。別次元のレベル。」であると。営業的にもすごいんですね。
しかし、最大手の地位にあぐらをかいているのではなく、常に危機感を持ってアグレッシブに動き続けているのも事実。開発の偉いさんにお聞きしたのですが、ある年は至上命令で新製品を1年で700点も出したと。これもすごい。
数十年継続の超がつく定番品から、世界も驚くような最新の文具まで、綜合文具メーカーとしてのコクヨさん、今後も目が離せそうにありませんねー。