【リードエグジビションジャパン/第26回ISOT】ここ数年思うこと。(そしてみんなもきっと思っているであろうこと。)

裏ISOT

日本最大の文具関連の展示会、国際文具・紙製品展(ISOT)
文具ファンとしましては、毎年夏の風物詩です。

今年も楽しませていただきました。

裏ISOT

しかしながら、ここ数年どんどん大手メーカーの出展が減っているように思います。思いますというか、きっと事実です。(その分でしょうか、アジアを中心に海外メーカーのブースは増え続けています。)
他意はないんです。まったくないのですが、きっと他の方も思っていることだと思いますので、あえて書かせていただきます。

出展社が減っている理由でよくお聞きすることは、「新製品のサンプルなどを配ると、アジアのある国を中心にすぐにコピー商品が出まわる。お金を払って出展してまでコピーされるのはやってられない。」というもの。

もちろんこれがすべてではないと思いますが、事実のひとつでもあると思います。

まぁ、これに関してはメーカーさんにもISOT事務局さんにも責任はなく、悪いのは某国の一部の人間のモラルの無さだけであります。

しかしながら、主要メーカーが出展しない展示会というのは、見に行く側としてはどうしても物足りない感じがしてしまうのです。時間を割いて遠いビッグサイトまで行くわけですから、「あー、全部見た!」感が欲しいわけですね。

そこで毎年思うのは、「出展しないメーカーさんが集まった『裏ISOT』が近くであればいいのに。」ということです。
もちろん、スパイが紛れ込まないように、入場者は販売店や問屋、招待を受けた企業ユーザーのみ。
それで表のISOTが勢いを無くしてはいけませんから、文具大賞などの権威はすべて表のほうでキープです。

今回も、ISOTとほぼ会期を同じくして、ぺんてるさんが竹芝(ISOT会場からゆりかもめで帰り道)で新作展示会を開催していました。
「ここでもっと何社も大手さんがやってくれたらな。」正直な感想です。

こんな投稿をISOT事務局さんがご覧になったら、気を悪くされるかもしれません。
しかし、『裏ISOT』もISOT事務局のリードさんがおやりになればいいんです。(無茶を言ってるのはわかっておりますが)

それならば、リードさんのイベント業界でのシェアは減りませんしね。(;´Д`A

以上、一文具ファンの戯言ではございますが、ISOT、何かしらの分岐点に来ているのかなと。